淋菌性膣炎

淋菌性膣炎とは、淋菌という細菌が原因の感染症です。この淋菌は、高精度の顕微鏡でしか見えないほど小さい細菌で、線毛があるものと、ないものがあります。線毛を動かし、粘膜にくっつき、細胞に入り込んでいき、活動を広げているようです。

この淋菌は、乾燥や温度の変化が苦手なので、人間の体の外では、短い時間しか生きられません。酸性にも弱く、酸性の膣内では、育つことができないので、中性の尿道や子宮頚管などで増えていくようです。淋菌性膣炎は、性行為によって感染した場合、3日から10日くらいは体の中に潜んでいますが、その後、発症してしまいます。

淋菌性膣炎の症状は、子宮頚管で細菌が増えた場合、色のついたおりものがあるし、尿道で細菌が増えれば、尿を出す時痛みがあったり、トイレが近かったり、尿を出しても、まだ、残っている感じがします。女性の場合は、感染しても、症状に気づかないこともあるようです。

淋菌性膣炎は、治療をしないでいると、卵管炎や骨盤腹膜炎を起こす可能性もあります。血液で淋菌が、体全体に運ばれた場合には、髄膜炎や関節炎などを起こす場合もあります。症状に気づかないでいると、治療が遅れ、このような病気になってしまった方もいらっしゃるようです。

淋菌性膣炎が進行し、子宮頚管や尿道炎になったら、アオカビから取れる抗生物質などの飲み薬で治療しますが、骨盤腹膜炎になってしまったら、入院して点滴治療を行うようです。


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