膣炎の治療の処置はどれも似ていますが、原因菌の種類ごとに、使われている薬が違います。
細菌性膣炎(非特異性膣炎)でよく使われる、フラジオマイシンやクロラムフェニコールの膣錠が使われます。フラジオマイシンは、ブドウ球菌などの細菌を死滅させる効力がありすます。ただ、大量に使うと、耳鳴りやめまいなどの症状が出ることがあります。副作用は、尿がにごったり、血尿が出たり、吐き気や発熱があげられます。クロラムフェニコールも、大腸菌などの細菌に効果があり、細菌が増えるのを防ぐ働きもあります。
カンジダ膣炎(ガンジタ膣炎)では、膣剤としてトリコマイシンが使われます。病院で処方されるこの薬には、抗生物質は入っていませんが、薬局などで販売されているものには、抗生物質が含まれているため、ほとんどの膣炎に効果があるようです。オキナゾールという膣錠も使われています。これは、刺激が少なく、効き目は高いようです。軟膏のピマフシンは、カビ菌を抑える働きがあり、皮膚や膣のまわりの炎症を鎮めるに使います。
トリコモナス膣炎には、フラジールという飲み薬と膣錠が処方されるようです。この薬は、抗トリコモナス薬なので原虫を殺せます。この薬を飲んだら、アルコールに弱くなることがありますので、アルコール分が入った薬は、一緒に飲まないようにしましょう。
クラミジア膣炎では、細菌の感染症に効果的なクラリスロマイシンやクラリス、クラリシッドなどが使われます。どれも、同じような働きがあり、2週間ほど飲めば、効き目があるようです。