小児は、細菌が原因の膣炎になりやすいようです。大人の場合、膣内を酸性に保つ菌が、細菌が入ってくるのを防ぎますが、小児の場合、その働きが充分でないため、細菌に耐える力が備わっていないからです。
子供の肌はデリケートなので、下着やおむつの刺激で、外陰部などに炎症を起こすこともあるし、外で道路や土の上に座り、その時に、膣内に異物が入り、そのままにしていて炎症することもあります。女の子が自分でトイレにいくようになっても、きちんと拭けなかったり、遊びがきになって拭かなかったりして、尿が外陰部に残り、炎症を起こすこともあるし、風邪などの感染性にかかった時、治療で飲む抗生剤が、膣内の細菌のバランスを崩し、炎症することもあります。
だから、小児の膣炎は細菌によるものが多いのです。症状は、外陰部のかゆみや色のついたおりものなどです。膣入口から前庭部あたりまで赤くなっていると、子供が無意識にかき、細菌を広げて二次感染を起こすこともあります。
小児の膣炎の治療は、お風呂で患部付近を綺麗に洗い、患部に細菌に強い抗生物質を塗り、同じ成分の飲み薬を飲みます。
お子さんが、何度も膣炎をおこすようなら、お母さんが、トイレで拭き方を確認し、前から後ろに向かって拭くように気をつけてあげるといいでしょう。常に清潔にしておけば、細菌の侵入を防ぐことができます。